ソフトウェアファーストを読んだ

背景

  • どのようなキャリアを描くべきか悩んでいたところ、たまたまtwitterのTLで見かけた本の内容に興味を惹かれ読んでみた
  • キャリアに関する章は5章で、1~4章は伝統企業に勤めるおじさん向けの内容だったのでさっと読み流した

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5章内容

ソフトウェアファーストなキャリアを築くには

  • T型・π型人材を目指そう
    • スキル構築には2つのベクトルがある
      • 自身の専門性(縦軸)
      • 専門外の領域などの周辺知識(横軸)
    • この縦軸と横軸を伸ばすことをT型のスキル構築という
    • 専門性を1本から複数にすることでπ型人材になる
  • 縦軸を増やすために
    • 自分のキャリアを第三者視点でみてもらうの大事(著者は1年に1度親しいヘッドハンターと会い情報交換していた)
    • 戦略的に自ら選択する必然性が重要な一方でコネクティングザドッツのような偶然性も影響する
    • 次の学習対象を選定する際は、自分の現在持っている専門領域を島と捉え、今いる島から遠い・ベクトルの離れた島を選ぶとよい
    • 興味を持てるような島を選んだほうが学習の影響に好パフォーマンスを与える
  • 数年に1度キャリアを棚卸ししてみるとよい f:id:shibu_t:20200919171039p:plain
  • エンジニアのキャリアは大きく3種類に分別できる
    • エンジニアを極める
    • エンジニアリングマネージャ
    • プロダクトマネージャ

及川さんのキャリアヒストリー

  1. DECに新卒入社。配属は希望と違う営業サポート部門だったがコミュニケーションとプレゼンスキルを向上させることができた
  2. 米国マイクロソフトに出向。CSを勉強したことがなかったため高いハードルを掲げ必死に勉強した。
  3. マイクロソフトに転職し会社の業績も好調な一方で、自分のキャリアがマイクロソフトに依存しすぎていることに気づき恐怖を覚える
  4. googleに入社。入社するためにはかなり努力をし、googleの全プロダクトを調べSWOT分析し自分ならこんなプロダクトをつくると仮説を立てて面接にのぞんだ
  5. Incrementsに入社。自分でレーダーチャート状のスキルチャートをつくり自分の社会における影響力を分析した。そうすることで自分の強み・弱みを把握でき、自分の強みが発揮できる「日本企業であるベンチャー企業」に転職した

感想

  • 下記が大事だなと感じた
    • 定期的に自分の現在地点を知ること
    • 好奇心(危機感)を常にもつこと
    • 高い目標を掲げること